今回はハーフユニットバスの紹介です。
通常はデザインに制約のない在来工法で浴室をデザインするわけですが、集合住宅や2世帯住宅あるいは店舗付き住宅などで2階や3階に浴室を設置する場合は防水機能の信頼性を高めるために、仕方なくユニットバスを使用することが多々あります. しかし、どうしても建て売り住宅っぽくなってしまって、デザイン的に処理しきれないために毎回頭を抱えることになります.
そんなときに利用することになるのがハーフユニットバスなのですが、残念ながらデザイン的に満足できるものが少なく、またサイズの種類も少ないのが非常に残念です。やはり建材メーカーは、システムユニットバスとして売らないと儲からないからなのでしょうか。
そんな中でも、デザイン的にすぐれたハーフユニットバスを2つ紹介したいと思います。
ハーフバスルーム | TOTO
※ 商品のラインナップが変わりました。新しい商品はこちらです→TOTO ハーフバス08(2014.5現在)
ハーフユニットバスはその名の通り浴槽と洗い場が一体になっているユニットバスで、浴槽より上の部分が自由にデザイン可能です。形状にも制約がないので、勾配のきつい屋根下に設置できるなど、プランニングの自由度も高まります。
TOTOの「halfbath」は浴槽やカウンター部分がエッジが効いておりシャープなデザインが特徴です。
サイズは2種類です。
PYP1650 1.25坪タイプ
PYP1600 1坪サイズ
カラーは浴槽がホワイト1色、床が3色より選べます。
カラーラインナップ
TOTOの商品詳細ページはこちらです。
TOTOのCADデータサービスのページはこちらです。
品番検索で「PYP」と入力して検索してみてください。
ハーフユニットバスの紹介、2社目はこちらです。
ハーフユニットバス | 日比野化学工業株式会社
日比野化学工業株式会社は岐阜県に所在するFRP成形製品の製作を得意とする建材メーカーで、ユニットバスやシャワーユニット、防水パンなどの水廻り製品を製作販売しています。
ハーフユニットバスの製作も手がけており、2種類の大きさがラインナップされています。
写真は少し画質が劣化していますが、シンプルなデザインが特徴です。
1216タイプ (0.75坪タイプ)出入り口対応(左、センター左、センター右、右)
1616タイプ (1.0坪タイプ)出入り口対応(左、センター左、センター右、右)
※ 大きさのラインナップが大幅に増えました(2014年5月確認)
1317タイプ 出入り口対応(左、センター左、センター右、右)
1620タイプ 出入り口対応(左、センター左、センター右、右)
1818タイプ 出入り口対応(左、センター左、センター右、右)
※ 有償オプションが豊富になりました(2014年5月確認)
詳細はメーカーにお問い合わせください
- 折り戸(700×1900)
- 框戸(700×1800)
- 水栓金具(サーモスタット付)
- スライドバー
- 天井換気扇
- 天井換気暖房乾燥機
- 浴室鏡 ワイドミラー
- フリー窓枠(奥行き200mmまで)
- 浴槽グリップ
- 照明 (防湿型60W白熱灯)
- 浴槽蓋(シャッタータイプ)
- 手摺り I型(400mm) または L型(400mmx600mm)
- ポップアップ水栓加工
メーカーの商品紹介ページはこちらです
(図面(PDF)のダウンロードも可能)