アルミ押出成型材フレームを使用したガラスパーテーションシステム「トライプリズム」の紹介です。
デザイン、工期短縮、コスト削減の3つの条件をクリアできる優れた商品です。
2000種類以上のデザインガラスの中から、好みの型板ガラスを組み合わせてオリジナルガラスパーテーションが制作できます。
デザイン型板ガラスの専門商社|ガラスランド
ガラスパーテーションシステム「トライプリズム」は東京神楽坂に本社がある株式会社ガラスランド様の商品です。
(開発は株式会社ガラスランドの関連会社カーサマテリア様です。)
株式会社ガラスランド様は、世界各地のデザイン型板ガラスを扱う商社です。
フランス、イタリア、ドイツ、アメリカなど各国のデザインガラスメーカーの商品(なんと約3000種類)を扱っています。
ガラスパーテーションシステム「トライプリズム」はそれらのデザイン型板ガラスの中から好みのガラスを組み合わせてガラスパーテーションを制作することができます。
「トライプリズム」に対応するガラス厚(3mm、4mm)の型板ガラスは約2000種類だそうです。
ガラスランド様のデザイン型板ガラスの紹介記事はこちらです。

アルミ押出成型材フレームガラスパーテーションシステム「トライプリズム」
それでは早速、ガラスパーテーションシステム「トライプリズム」の特徴を詳しく紹介していきます。
フレーム構成材

「トライプリズム」は、特殊アルマイト仕上げのアルミ押出成型材フレームを4方枠として組み合わせて一つのユニットパネルを構成するガラスパーテーションシステムです。
一つのユニットパネル(4方枠)の最大寸法はW1500mm×H3000mmで、複数のユニットパネルを連結させることでWサイズを大きくすることができます。
対応するガラス厚は3mmと4mmです。
フレームの大きさがガラスの設置可能最大寸法を超える場合は桟木に相当する縦横のアルミ型材でガラスを分割します。
トップの写真のように分割型材でフレーム内のガラス構成を自由にデザインすることで、オリジナルのガラスパーテーションを制作することができます。
ガラスの固定は樹脂パッキンを使用しますのでコーキングは不要です。
ガラスパーテーションシステム「トライプリズム」最大の特徴
ガラスパーテーション「トライプリズム」の最大の特徴は、ユニットパネルの制作を工場で行い、現場に搬入後、素早く連結させてパーテーション全体を組み上げることを可能とした、ユニット連結部分の方立に相当する型材の形状にあると思います。
型材の写真をよく見てみますと方立に相当する型材が二等辺三角形になっています。
工場でユニットを組み上げた段階ではユニット両端の方立は三角形のままですが、現場で連結して初めて正方形の方立となります。
その大きさはわずか40mm×40mmです。
フレームのサイズを小さくしてデザインをすっきりさせること、現場の組み上げ工程を極力少なくすることで工期短縮と施工コスト削減を可能にすること、これらを同時に成立させる素晴らしいアイデアだと思います。
さらに、連結ユニットを表裏反転させることで90度(L型)の連結も可能となってきます。
ユニットパネルの組み合わせ方によって以下のような、L型、コ型、ロ型などのプランにも対応可能となります。

「トライプリズム」のネーミングがおそらくこの部材の形状からきているのは間違い無いでしょうが、非常に納得させられます。
アルミ押出成型材の色
アルミフレームのカラーは全3色です。
焼付塗装とする場合はスチールフレームでの制作になるそうです。



ガラスパーテーションシステム「トライプリズム」の使用方法の例
ガラスランド様のWebサイトに記載されている「トライプリズム」の使用方法の例を紹介します。
パーテーションタイプ
スタンダードなガラスパーテーションの使用例です。
床と天井で連結方立を固定します。
FIX窓タイプ
壁の中に設置するFIX窓タイプの使用例です。
ウォールトップ(腰壁上部ついたて)タイプ
腰壁の上に自立させるつい立てのように使用する例です。
最大H寸法は700mmとなっています。
メーカーサイト案内|カタログ請求・お問い合わせ先
ガラスパーテーションシステム「トライプリズム」は、ガラスランド様のWebサイトに小さく紹介されている商品ですが、とても考えられている良い商品だと思います。
製品についてより詳しい情報が知りたい方はガラスランド様、あるいは開発元のカーサマテリア様に是非直接お問い合せてみてください。
ガラスパーテーションシステム「トライプリズム」にも使用できる、世界各国のデザイン型板ガラスの紹介記事も合わせてご覧ください。
