今回の建材紹介はリモコン電動昇降式の物干しです。
地味な商品ですが、狭い場所でも高さを利用することで多くの洗濯物を干すことができるだけでなく、未使用時には物干し場所をすっきりとした空間に見せることができます。
家事の負担を少しでも軽減させてくれることにも一役かってくれるでしょう。
目次
リモコン電動昇降式物干し(天井埋込みタイプ) CWF11LR|パナソニック
本体は天井埋込み式で、未使用時に竿を格納すると自動で蓋が閉まり天井面をすっきりと見せてくれます。
昇降はリモコンによる電動式で、昇降ストロークは1,200mmあります。
使用方法は一般的な天井高さ2,400mmを基準に考えますと、
- 床面から1,200mmの位置まで竿を下ろす
- 竿のエクステンション部分を伸張させて洗濯物を干す
- リモコンのボタンで干し位置まで竿を上昇させる
(一度ボタンを押すだけで定位置で自動的に止まります)
天井の高い位置が干し位置なので、下側には市販の物干しラックなどを利用することで同じ面積で倍の量の洗濯物を干すことができます。
CWF11LR 本体寸法・仕様
- 本体寸法:幅165mm 高さ172.8mm 長さ1,700mm
- 天井開口寸法:147mm × 1,682mm (天井内埋込必要高さ162.8mm)
- 本体重さ:10kg
- 竿の長さ:1,436mm(エクステンション部分伸張時:最大2,208mm)
- 物干許容加重:10kg
- 昇降ストローク:1,200mm
- メーカー希望小売価格:84,200円
Panasonic HPより
– リモコン電動昇降式物干し(天井埋込みタイプ)CWF11LR の詳細ページ –
家事専用サンルーム + CWF11LR の施工例
当事務所ではある住宅で、バルコニーの替わりに家事専用のサンルームを設け、洗濯パン、掃除用SKシンク、小物類の収納戸棚などを設置して、天井面にCWF11LRを2基設置しました。これはサンルームに洗濯家事を集約させ、さらに隣接する場所に広めのウォークインクロゼットを配置することで洗濯家事を室内で完結させるためです。
パナソニックには他にも天井直付けタイプ、壁付けタイプの電動昇降物干しがありますが、デザインのよさを考慮すれば圧倒的にこの天井埋込みタイプをおすすめします。
それにしてもこの商品のネーミングはこれでよかったのでしょうか・・・