今回の建材紹介は、前回の記事でも紹介したホームワイヤリングの商品の中から、HDMIやDVIのデジタル映像ケーブルを壁内に埋込む際、安価なLANケーブルを使って最大60mまで延長できるAVコンセントです。
オフィスや店舗に限らず一般の住宅の設計においても、ディスプレイモニターやプロジェクターが映像のソースとなる各種映像機器の設置場所と離れた位置に設置されるケースが増えています。そのような場合にコストの高いHDMIケーブルやDVIケーブルの替わりにLANケーブルを利用して長距離間を壁面に埋込むことができます。
HDMI エクステンダー|ホームワイヤリング(株式会社ネットメカニズム)
HDMI エクステンダー(最大60m)
コンセント型 HDMI信号延長器(UTP(LAN)ケーブル 1本 延長型)
HDMIEX-WP-UTPACT-TX(送信側装置)
HDMIEX-WP-UTPACT-RX(受信側装置・電源供給タイプ)
HDMIEX-WP-UTPPSV-RX(受信側装置・電源不要タイプ)
HDMI エクステンダーは送信装置(トランスミッター)と受信装置(レシーバー)の間をLANケーブル(UTP CAT6以上)で接続するためのコンセントプレート型の信号延長装置です。映像再生機器とディスプレイ側の機器を離れた場所に設置する場合で美観のために延長ケーブルを壁面に埋込む際には、壁内や天井内を迂回する分、実際の映像再生機器とディスプレイ側の機器との距離より長い距離を敷設しないといけない訳ですが、その敷設分を安価なLANケーブルに代替することができます。
受信側装置に接続する映像機器が電源供給を必要とするかそうでないかによってアクティブ型とパッシブ型の2つの受信装置から選択します。
また、受信側装置の種類や、受信する映像装置の映像解像度によって延長できる最大距離(20m〜60m)が変わってきますのでご注意ください。
HDMIEX-WP-UTPACT-TX(送信側装置・フェイスプレートタイプ)
HDMIEX-WP-UTPACT-RX(受信側装置・電源供給アクティブタイプ)
HDMIEX-WP-UTPPSV-RX(受信側装置・電源不要パッシブタイプ)
DVI-D エクステンダー|ホームワイヤリング(株式会社ネットメカニズム)
DVI-D エクステンダー(最大60m)
コンセント型(DVI-D信号延長器:UTP(LAN)ケーブル 1本 延長型)
DVIEX-WP-UTPACT-TX(送信側装置)
DVIEX-WP-UTPACT-RX(受信側装置・電源供給タイプ)
DVIEX-WP-UTPPSV-RX(受信側装置・電源不要タイプ)
DVI-D エクステンダーもHDMI エクステンダーとほぼ同様の装置です。
こちらの装置も、受信側装置の種類や、受信する映像装置の映像解像度によって延長できる最大距離(15m〜60m)が変わってきます。