優良住宅取得支援制度【フラット35】S とは?

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注文住宅を建築家に設計依頼しようと考えている方にとっては、2010年に引き続き2011年もまさに絶好の機会となるようです。

テレビCMでもおなじみの住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供する長期固定金利住宅ローン「フラット35(優良住宅取得支援制度)」ですが、2010年12月に終了予定であった10年間金利引き下げタイプの「フラット35」S、さらに「フラット35」S(20年間金利引き下げタイプ)が適用される申請期間が、2011年(平成23年)12月の申し込み分にまで延長されました。
※募集金額枠が満額になり次第終了なので、早期に受付が終了となる場合があります

このフラット35S(20年間金利引き下げタイプ)がどのくらいお得なのかについてですが、借入額3000万円の35年ローン、元利均等返済、ボーナス返済なし、金利2.31%の場合、一般的な固定金利ローンに比べて支払い総額が約370万円も少なくなるというものです。

では具体的にどのようなメリットがあるのか見て行きます。

目次

最長35年の固定金利

一般的に、金利の高い時期には将来的な金利引き下げを考慮して変動金利が有利で、金利の低い時期には変動金利より金利は高いが将来にわたって金利の変わらない固定金利が有利と言われています。
フラット35は最長35年に渡っての長期固定金利なので、景気や金利の変動による支払額の変化はありません。
ローン実行時に支払い総額が決まっている安心感があります。

保証料および繰り上げ返済手数料が不要

通常必要となる保証人および保証金が必要ありません。
また、ローンの返済に余裕がでてきた場合の繰り上げ返済に手数料が不要となります。

これらフラット35の基本的なメリットに加え、フラット35S(20年金利引き下げタイプ)には以下のようなさらなるメリットがあります。
※募集金額に達し次第受付終了となります。終了時期は住宅支援機構のHPで終了3週間前に告知されます。
※既に終了しています

当初10年間金利が1.0%引き下げ

平成23年12月30日までの申し込み分のローンに対して、ローン開始当初10年間の金利が1.0%引き下げられます。さらに11年目から20年目までは0.3%の金利引き下げが適用されます。


住宅支援機構WEBサイトより

この金利引き下げにより仮に2010年12月現在の平均的な固定金利を2.3%だとしますと、当初10年は1.3%、11年目から20年目までは2.0%という金利で固定金利ローンが組めるということになります。

– 住宅支援機構WEBサイトのフラット35の詳しい説明はこちら –

ただ、無条件にこのお得な住宅ローンが適用されるわけではありません。住宅の仕様にいくつかの規定があって、ある一定以上の仕様の社会的に資産価値の高い住宅にのみ適用されることになっています。

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